11月26日 文化財資料館テーマ展示「龍王山をめぐる信仰と人々」

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朱印状
大門寺一切経

市文化財資料館では、12月14日まで、第32回テーマ展「龍王山をめぐる信仰と人々‐山岳寺院の軌跡‐」を開催しています。

今回の展示では、茨木市北部にそびえる竜王山を中心に、忍頂寺や大門寺など関連する寺院やそれに関わった人々を紹介することを目的としています。竜王山には、奉納された道標や丁石がみられ信仰した人々や信仰圏が推測されるとともに、忍頂寺や大門寺に伝わる仏像や古文書などの資料からも、竜王山をめぐるかつての信仰がうかがえます。

大門寺は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて写経された大門寺一切経が伝わり、奥書に写経に関わった多数の僧侶や一般の人々の名前、また茨木市域を中心とする地域の地名や寺名が記載され、大門寺を含む一つの仏教文化圏の存在が読み取れます。

忍頂寺は、山岳仏教の拠点として存在し、時の権力者が保護したことが分かる資料として、織田信長朱印状(「天下布武」印)が伝わっており今回初公開となります。これは、信長が忍頂寺の領地を安堵していることがわかる資料で、11月29日まで限定公開しました。

日時

平成27年10月17日(土曜日)~12月14日(月曜日)
午前9時~午後5時 休館日:祝日を除く火曜日、11月4日

場所

茨木市立文化財資料館(茨木市東奈良三丁目12-18)

展示の概要

  • プロローグ~龍王山の情景
  • 忍頂寺の成立と領主権力(忍頂寺採集須恵器、瓦器、青磁、瓦⦅(実物⦆、織田信長朱印状⦅パネル、実物は11月5日~29日のみ限定公開、忍頂寺より借用⦆ほか)
  • 大門寺と一切経の世界(大門寺一切経⦅実物⦆)
  • 龍王山麓の仏教美術(熊野十二所権現⦅実物、大門寺から借用⦆ほか)
  • 近世における諸寺院の信仰(十二社権現社跡経石、大門寺観音講員名書上、護符、版木⦅以上、大門寺⦆ほか)