8月14日 古墳時代の「火葬」の代表例 企画展「燃やされた墓-上寺山古墳里帰り展-」とコーナー展を開催

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コーナー展「古墳時代の安威川流域」

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企画展「燃やされた墓-上寺山古墳里帰り展-」

8月5日から9月28日の間、市立文化財資料館で、企画展「燃やされた墓-上寺山古墳里帰り展-」とコーナー展「古墳時代の安威川流域」を同時開催しています。

上寺山古墳は名神高速道路建設の際に発見された古墳で、昭和36年に11日間の調査が行われました。木で組まれた墓室である横穴式木室という珍しい埋葬施設をもち、さらには埋葬後に火をかけられた状態で見つかったことから、調査当時は注目を集めました。この調査をきっかけに、古墳時代の「火葬」のあり方について研究が進みました。今回の展示では、初公開となる調査当時の写真のパネル展示、出土した須恵器の里帰り展示を行うことで、上寺山古墳の実態に迫ります。

また今回は、同時開催されるコーナー展「古墳時代の安威川流域」において、大阪府教育委員会の協力を得て資料・パネルの展示を行い、初の共催展示に取り組みました。大阪府教育委員会による断続的な調査によって、安威川流域における古墳時代の集落の動向が明らかとなりました。今回の展示では、その成果の一部を市民に公開できる貴重な機会です。

8月は、夏休みの宿題の参考に多くの小・中学生が文化財資料館を訪れており、展示を見た親子は、「家の近くからも土器が見つかっているんだ」と、興味深そうに資料に見入っていました。