5月25日 茨木市消防本部が大阪DMAT等と集団災害対応訓練を実施

訓練で水没したバスから市民を救助する様子の画像
訓練で救助隊が負傷者を担架で運ぶ様子の画像
訓練でテントの中で負傷者の手当てをする様子の画像
訓練で負傷者をドクターヘリに運ぶ様子の画像

25日、茨木市彩都中部地区(西部地区から岩阪橋梁を渡りすぐ右側)で、市消防本部と大阪府三島救命救急センター、大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター、高槻赤十字病院、総勢約120人の参加のもと、集団災害対応訓練を実施しました。

訓練は、多数の傷病者が発生する事故の際、市消防と医療機関とが連携し、傷病者トリアージや救護等の円滑化を図ることを目的に、昨年に引き続き実施したもので、今回は救助工作車など車両15台に加え、高槻赤十字病院とドクターヘリが初めて参加しました。

今回の訓練は、40人乗りの観光バスが河川に転落し、負傷者が多数発生したとの想定で、参加者には訓練の詳細を知らせず、それぞれの待機場所からも一切現場を見せないという設定で行いました。ドクターヘリは派遣要請を行った後、実際に大阪大学医学部附属病院から出動し、要請から10分ほどで現場に到着しました。ヘリの轟音の中、救助隊はバスの中の要救助者が安心できるよう呼びかけながら救助を行い、救急隊や各医療チームが連携して負傷の程度を素早く判断し、緊急処置、救急搬送を行いました。

救急救助課上辻課長は、「ドクターヘリの風、音が激しい中での救助活動は経験がない。こうした状況で、実際に各医療チームと訓練を行うことは、災害時に必ず生きてくる」と訓練の意義を強調しました。

参加した大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター中川助教は、「災害の状況が事前に知らされていないブラインド型訓練であったが、救助隊や他の医療チームとうまく連携を図れたと思う。これも普段の現場で顔の見える関係を築いてきたおかげであり、こうした訓練を継続することで、一層連携を強化していきたい」と語っていました。