3月9日 世代を越えて食文化を伝える 三世代交流クッキングのみそづくり

9日、保健医療センター(春日三丁目13番5号)で、三世代交流クッキング~見山の大豆でみそづくり~が行われました。これは、保健医療課が食育推進事業において、地元の農産物を伝える取り組みの一環として行っているもので、今年で3回目。市内山間部の農事組合法人見山の郷交流施設組合が運営する野菜等直販施設「de愛・ほっこり見山の郷」(通称:見山の郷、大字長谷1131)では、地元でとれた大豆を使った「龍王みそ」というブランド品があり、市立小学校の給食でも使用されています。そこで、本イベントは、和食の基本的な調味料であるみその食文化の伝承と、龍王みその地産地消の促進を目的としています。

今年は、小学生9人、子育て中の20~40代13人、60代12人の計34人が参加し、会場はにぎわいをみせました。「de愛・ほっこり見山の郷」から講師を招き、みそづくりを開始しました。

みその原料は、大豆と米麹、塩。大豆と米麹は、見山のものを使用しました。はじめに、講師があらかじめ蒸した米に麹菌をあわせておいた米麹と、塩を器に入れ、手で混ぜ合わせました。そして、圧力がまで煮た大豆とその煮汁も加えてさらに混ぜ合わせました。

次に、麹・塩・大豆の混ざったものをフードプロセッサーやすりばちでつぶし、大豆の原型がなくなるまで細かくしました。小学生が大きなすりこぎを持って悪戦苦闘する姿を、周りの大人がすりばちを支え、「頑張って、力を入れてつぶしてね」と応援する様子が見られました。そして、たねを丸めてみそ玉を作り、1人500グラムずつ密閉容器に空気が入らないように詰め、アルコールをしみ込ませたキッチンペーパーを上に敷いてふたをしました。

みそは冷暗所に置いて保管し、10月ごろ食べられるようになるとのこと。参加した小学生と保護者が、「班のメンバーで作業を分担して行うと、チームワークが良くなって効率が上がりました。みそづくりというめったにできない体験ができたので、良かったです」「みそを丸めてお団子にするのが楽しかった」と話すと、60代の参加者は「どれも同じ大きさになるよう、とても上手に丸めてくれました」と小学生に笑顔を向けました。

みそづくりを終えた参加者らは、昨年の同イベントで作ったみそを使ったみそ汁と、見山産の米を試食。「おいしいね」と顔を見合せながら、自分たちの作ったみその出来上がりを楽しみにしていました。
 

みそづくりをする参加者の画像
みそづくりをする参加者の画像
米とみそ汁を試食する参加者の画像