10月2日 東奈良遺跡のロマンを伝える 文化財資料館でテーマ展示

絵画土器を見る市民

2日から12月2日まで、市立文化財資料館(東奈良三丁目12-18)では、第30回テーマ展「東奈良遺跡の青銅器鋳造―銅鐸鋳型発見40周年記念―」を開催しています。

昭和48年から49年にかけて、東奈良遺跡から出土し、国の重要文化財に指定されている銅鐸鋳型をはじめ、祭祀で用いられたであろう銅戈(どうか)の鋳型、装飾品のガラス勾玉の鋳型、青銅を鎔かすときに炉内に空気を送り込む送風管である鞴(ふいご)の羽口などを展示しています。

中でも注目すべきは、国内で初めて発見された、銅鐸の絵が描かれた「絵画土器」です。絵は、平成16年度の調査で見つかったつぼに、銅鐸の「鈕(ちゅう)」と呼ばれる銅鐸上部の釣り手の一部が描かれています。

会場を訪れた80代の男性は、「歴史が好きで、文化財資料館には何回も訪れています。『絵画土器』などの貴重な遺物を、若い人にもどんどん見てもらいたいですね」と話していました。