9月9日 モダニズム時代の川端康成 川端康成文学館でテーマ展示

展示を見る市民ら

9月7日から来年の1月31日まで、川端康成文学館では、テーマ展示「モダニズム時代の川端康成」を開催しています。大正から昭和初期に書かれた作品について、原稿や発表誌、当時の写真などで紹介しています。

大正15年に発表された「狂った一頁」は、川端康成や衣笠貞之助、犬塚稔らが共同で制作した映画です。制作当時は、無声映画が主流でしたが、字幕もつけず、役者の表情を中心にストーリーを表現した前衛的な作品となりました。映画を撮り終わったあとにシナリオとしてまとめられ、「映画時代」(大正15年7月創刊号)に収録されました。

会場を訪れた市民は、「いい仲間に巡り会い、川端康成の才能が映画という形で発揮されたのですね」と、感慨深く展示に見入っていました。