2月21日 さわやかな春の香り 市特産物『三島ウド』の収穫

後藤さんが三島ウドを収穫している様子の写真
むしろの上に並ぶ収穫されたウドの写真

市の特産物として親しまれている『三島ウド』の出荷に向けた収穫が、市山間部の千提寺にある後藤さんのウド小屋(6メートル×16メートル)で行われています。

 三島ウドの栽培は、春に畑で根株を育てることに始まります。育った根株を12月下旬に畑から掘り起こし、ウド小屋の中にすき間なく植え込みます。その上に水に浸した干し草と乾いた稲わらで覆い、適温を保つためにむしろを乗せるという「上むろ栽培」で行っています。

ウドの成長に適した温度は20℃前後で、それより低ければウドは成長せず、高すぎればウドの芽が腐ってしまうため、この温度調節が一番難しいといいます。

「うどは食物繊維が豊富で、便秘解消にいいんです。女性にもお勧めですよ」と話す後藤さん。収穫されたウドは直径3~4センチ、長さ65センチほどと大ぶりですが、日に当てずに育てたことで、やわらかい歯ざわりとなっています。収穫したてのウドをそのままかじると、大変みずみずしく、口中に広がるさわやかな香りとほのかな苦みが春を感じさせます。根元に近い部分は煮物や鍋物、真ん中の部分はサラダや酢の物、先の部分は天ぷらと、さまざまな食べ方で楽しむことができます。

今年の収穫量や品質は例年通りとのことで、収穫は3月中旬ごろまで続く予定です。