2月22日 安威小学校児童が大阪ガス出前授業を受講 「地球にやさしいラーメンづくりセミナー」

更新日:2021年12月15日

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ラーメンを作る児童の写真
お湯の温度を測る児童の写真

22日、安威小学校で、同校の6年生が、家庭科の授業の一環として、大阪ガス出前授業「地球にやさしいラーメンづくりセミナー」を体験しました。
この出前授業は、大阪ガスが職員を講師として派遣し、小・中学生にエネルギー環境教育について講義するものです。安威小学校が今回受講した「地球にやさしいラーメンづくりセミナー」は、すべての生活行動に関して、地球環境問題に配慮できる思考能力を養うことを目的としています。児童たちは、「ラーメンを作って食べる」行動の一つひとつが、地球環境問題のどの問題と関連しているか、実験を通じて学びました。
まず初めに、講師から地球環境問題についての説明があり、環境問題が私たちの生活に引き起こす影響について学びました。次に児童たちはファーストフードのテイクアウト1食分のゴミが再利用可能か不可能かを考え、再利用不可能のゴミの重量を計測しました。講師が「ゴミは自分の考え方でゴミにも資源にもなります。一人が減らすゴミの量は少ないですが、みんなで一緒にゴミを減らせば大きな成果になります。」と語りかけ、児童たちは分別の意識を高めました。
その後、班ごとにインスタントラーメン、鍋、水の量、火力を選択しながら、「地球にやさしいラーメン」を作り、児童たちは様々な種類のインスタントラーメンの中から、袋入りか容器に入っているか、調味料が入っているか、お湯を捨てる必要があるか等、一番ゴミが少ないと思ったものを選びました。そしてアルミ鍋、ステンレス鍋、ホーロー鍋、土鍋、アルミやかん、ステンレスやかんの中から一番早くお湯を沸かすことが出来ると思うものを選びました。その他にも、お湯を沸かすときに鍋に蓋をするか、火力はどれくらいにするかなど、児童たちはどの方法が一番省エネルギーかを考えながら、ラーメンを作りました。児童たちは各班ごとに各々の選択理由や感想などを発表し、「今回この授業を受けて、ゴミを減らすように心がけようと思いました。」と話していました。