9月3日 「秋の七草と投稿俳句展」を開催

更新日:2021年12月15日

ページID: 15443
展示を見る家族

3日から、市役所本館東玄関ロビーで恒例の「秋の七草と投稿俳句展」が始まりました。

これは、自然とふれあう機会が少なくなり、市街地では自生する姿をほとんど見かけなくなった秋の七草(ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ)を展示し、広く市民に知ってもらおうというものです。自然保護の意識を高めるため、市では同展を昭和55年に始めましたが、人気が高いことから毎年行っています。

都市化により市内でも年々確保が難しくなっているという七草は、市内山地部の大字佐保に在住の岡田善弘さんの協力により確保しました。岡田さんは、元々咲くタイミングが異なる七草の花を、できるだけ展示の時期に合わせようと苦労されているといいます。

会場では、昨年の同展に応募された俳句64点の中から選ばれた8句を色紙にしたため、展示しています。同展を訪れた市民らは「クズなど、このあたりでは見ることができないので、七草が揃うこの展示を毎年楽しみにしています。」と笑顔で話していました。

また、今年は市茶華道連盟による七草の生け花も展示しており、普段は殺風景な市役所ロビーに秋の風情があふれています。

同展は7日まで開かれ、来年の展示俳句の候補となる秋の七草にちなんだ俳句の投稿も会場で受け付けています。