7月30日 川端康成文学館で夏休み企画展を開催

更新日:2021年12月15日

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川端康成文学館夏休み企画展看板
作家体験コーナー

8月30日まで、川端康成文学館で、夏休み企画展「ノーベル文学賞作家 川端康成って知ってる?」を開催しています。

同展では、3歳から18歳までを茨木で過ごした康成の、生い立ちと業績をイラストや写真入りのパネルで紹介するコーナーや、「伊豆の踊子」のアニメ上映(25分間、1日3回)など、小学生にもわかりやすく楽しめる内容となっています。そのほか、つい先日未発表作品であることが確認された、貴重な康成の直筆原稿「星を盗んだ父」も開催期間中特別展示されます。

夏休み期間中とあって、両親や祖父母と連れだって来館する小学生も多くみられました。母親とともに訪れていた小学1年の女の子は、康成の書斎を再現した作家体験コーナーで「伊豆の踊子」の始まりの文章を原稿用紙に書き、「万年筆を使ったのは初めて!」と、笑顔で話していました。

また、同館では、康成の作品や日記に記載されたゆかりの地や、旧制茨木中学(現茨木高校)の様子を地図や写真等の資料で紹介する「川端康成の小・中学時代と茨木」展も同時に開催しています。