6月26日 色と香り鮮やかに 見山地区で特産赤しその出荷がピーク

更新日:2021年12月15日

ページID: 14602
赤しその収穫

市内山間部の見山地区で、特産の「赤しそ」が収穫時期を迎えています。

同地区の赤しそは、昭和60年頃の畑の圃場整備をきっかけに、府の「農の普及課(北部農と緑の総合事務所内)」のアドバイスで栽培が始まりました。

赤しその命ともいえる葉の赤色は、昼夜の温度差が激しいほどきれいに発色するとされ、同地区が標高300m~400mの山間部にあり、昼夜の温度差が年間を通して 10度になるなどの条件を満たしていることから、他では見られないほど深みのあるワインレッド色に育っています。緑豊かな山間の畑に広がる深い赤色は、この時期の見山独特の光景です。

赤しそは、色の深みや葉の縮れぐあい(より縮れた方が優良)によって値段が決まります。今年は春先に気温が低い日が続いたため、例年よりも出荷は遅めだが、品質に問題はないそうです。

赤しその出荷は7月中旬まで続き、一般の人も「見山の郷」で購入できます。

「見山の郷」は、阪急バス「忍頂寺行き」終点で乗り換え、「下音羽経由余野行き」で「長谷口」バス停で下車、徒歩3分。

赤しその収穫

赤しその収穫

見山の郷に並ぶ赤しそ

見山の郷に並ぶ赤しそ