5月1日 「いい薫り」春日丘小学校で茶摘み

更新日:2021年12月15日

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茶摘みの様子
茶作りの様子

 1日、市立春日丘小学校の3年生児童92人が、総合学習の一環として、茶摘みや茶作りを体験しました。
 お茶の木は、平成3年の学校の生け垣整備の際に校庭の東側約50メートルに400本植えられたもの。同校では地域の人の指導のもと、平成5年から毎年茶摘みを行っており、児童に人気の行事となっています。
 今年のお茶の木は例年以上に新芽が多く、色も良く育っていました。
 児童らは、地域の人の「上から3つ目までのやわらかい若葉を摘んでください」との教え通りに、約30分かけてお茶の木から若葉を摘み取りました。各自持参したビニール袋が摘み取った茶葉でいっぱいになってくると、児童らは「めっちゃいっぱい取れたで」とお互いに見せ合っていました。
 その後、児童らは、家庭科室に移動し、地域の人と一緒に摘んだお茶の葉を大きな鍋でかき混ぜるようにして煎りました。葉のぱちぱちという音とともに教室はしだいにお茶の薫りでいっぱいになり、児童らは「いい薫り」とお茶作りを楽しんでいました。煎ってしんなりした葉を、木綿の袋に入れ、むしろの上で力を込めて何十回も揉んでいました。
 今後10日間干し、再度煎り、出来上がったお茶で、3年生は6月初めごろにお茶パーティを開き、お世話になった地域の人を招いてみんなで味わうことになっています。