3月6日 市消防本部と関西電力、大阪ガスが一人暮らし高齢者宅を防火訪問

更新日:2021年12月15日

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住宅用火災警報器の確認をする消防職員
ガスの確認の様子
ブレーカーの確認の様子

消防本部は6日、「春季全国火災予防運動(注釈)」(3月1日~7日)の一環として、消防職員2人、関西電力と大阪ガスの職員2人ずつ、女性防火クラブ員1人、民生委員1人とともに、市内の一人暮らし高齢者宅など4軒を防火訪問しました。

市消防本部では、災害弱者といわれる一人暮らしの高齢者を火災から守るため、消防職員が市内の一人暮らし高齢者宅を定期的に防火訪問しています。

この日、消防職員と女性防火クラブ員は火災への注意を呼びかけ、平成23年6月1日から全ての住宅に設置が義務化された「住宅用火災警報器」の適正場所への設置がされているかなどを確認しました。消防職員が「1階からの火災に早く気付くことができるように住宅用火災警報器は台所や寝室だけでなく、階段に設置が必要です」と説明すると、高齢者は真剣に説明を聞いていました。

その後、関西電力の職員が電気器具やコンセント、ブレーカーなどに異常がないかを調べ、また、大阪ガスの職員はコンロやガスゴム管は老朽化していないか、ガス漏れを探知する機械でパイプのジョイント部分を1か所ずつ丹念に確認したほか、湯沸かし器から異常な量の一酸化炭素が出ていないか、濃度検査を行いました。

高齢者は「いろいろと確認していただいて安心をもらいました」と話していました。

(注釈)火災が発生しやすくなる気候を迎える時期に、一人ひとりの防火意識を高めることにより、火災の発生・拡大を防止し、貴重な財産を守ることを目的に全国一斉に2回(春と秋)実施している運動。